2005年04月05日
ごまめの歯軋りって?
今日は偉そうにBlogタイトル「ごまめの歯軋り」の解説です。
日本語大辞典(講談社)によると ごまめとは「カタクチイワシの幼魚を生干ししたもの」と解説されています。また、「から煎りし、砂糖と醤油であめ煮にし正月料理に“たづくり”として用いる」とも。
何れにせよ取るに足りないものゝ代名詞のようですね。
私の子供時代(昭和20年代)の大阪の下町では「そと(屋外)行って遊んどいで」とお小遣いも持たされずに家から追い出された子供達で溢れていました。大人は自分たちに目もくれず、さながら死にもの狂いで働いていましたから、子供達は自分で遊ぶ以外ありませんでした。今思うと実に健気で、逞しい子供達でした。
TVゲームがある現代ならまだしも、当時は一人での遊びはつまらなく永続しません。 一方、集団で遊ぶことは強い、弱いを認めざるを得ませんし、時には「無理偏にゲンコツ」の局面もありました。勝ったや負けたで悔しく悲しい不条理な目にも会い「俺の人生って?」と呪うような日もありましたが、その一方でドラマチックな感動も味わえることを子供は経験に学んで知っています。
暇を持て余し「連れはおらんかな」と三々五々集まった子供達、さすがに中学生のお兄ちゃんは加わりませんが、上は小学6年生から、下は去年から歩き出した幼児まで、実に幅広い年代層の子供集団が、ジェネレーションの枠を超え、全員参加で「おにごっこ」や「かくれんぼ」で遊ぼうとすれば、ガチンコではゲームが成立しません。そこで特別参加枠が編成されます。それが「ごまめ組」です。
全体の構成は次のようになります。
・ごまめを運動能力、判断力等の総合能力でランクずけします。
・レギュラー組の“強いもんじゅん(強い者順)”“早いもんじゅん(同)”“賢いもんじゅん(同)”等を総合してランクづけします。
・ごまめのワースト1とレギュラーのナンバー1をパートナーとし、ワースト2とナンバー2と、の様、順々にパートナーを決めます。
このような「ゴルフ・ラスベガス風ルール」でのゲームは強い者がだけが勝つとは限りません。番狂わせあり、逆転ありで盛り上がりました。つまり子供達それぞれは弱いものを守らなければゲームは成立しない、と学知しその上でゲームを楽しむ術を会得していったのです。
いよいよ「ごまめの歯軋り」とは?です。
同じく大辞典によると「ちからの及ばない者が悔しがる様、また、そのたとえ」と解説されています。
かつて、ごまめ組みワースト1でゲーム参加した私は、パートナーとなったナンバー1のお兄ちゃんが、私と言うどうしようも無いハンディキャップを受け持って、負けると解っていても勇敢に戦ってくれたことの数々を忘れることが出来ません。抱っこして、おんぶして、走り回ってくれたこと。その時のお兄ちゃんの汗で湿った背中の感触を、はあはあと荒い息使い、その息の温かさを、忘れることが出来ません。背中で激しく揺れながら、殆ど崇拝に近い尊敬の念を込めて「早くお兄ちゃんになって、こんな負担をかけないでゲームに参加しなければ!」と歯軋りしたものでした。「お兄ちゃんごめんね」と心の中で詫びながら、自分の幼さに歯軋りしたものでした。
当時のそんな思いを忘れないで、大いにごまめは歯軋りして行こう!と思います。
日本語大辞典(講談社)によると ごまめとは「カタクチイワシの幼魚を生干ししたもの」と解説されています。また、「から煎りし、砂糖と醤油であめ煮にし正月料理に“たづくり”として用いる」とも。
何れにせよ取るに足りないものゝ代名詞のようですね。
私の子供時代(昭和20年代)の大阪の下町では「そと(屋外)行って遊んどいで」とお小遣いも持たされずに家から追い出された子供達で溢れていました。大人は自分たちに目もくれず、さながら死にもの狂いで働いていましたから、子供達は自分で遊ぶ以外ありませんでした。今思うと実に健気で、逞しい子供達でした。
TVゲームがある現代ならまだしも、当時は一人での遊びはつまらなく永続しません。 一方、集団で遊ぶことは強い、弱いを認めざるを得ませんし、時には「無理偏にゲンコツ」の局面もありました。勝ったや負けたで悔しく悲しい不条理な目にも会い「俺の人生って?」と呪うような日もありましたが、その一方でドラマチックな感動も味わえることを子供は経験に学んで知っています。
暇を持て余し「連れはおらんかな」と三々五々集まった子供達、さすがに中学生のお兄ちゃんは加わりませんが、上は小学6年生から、下は去年から歩き出した幼児まで、実に幅広い年代層の子供集団が、ジェネレーションの枠を超え、全員参加で「おにごっこ」や「かくれんぼ」で遊ぼうとすれば、ガチンコではゲームが成立しません。そこで特別参加枠が編成されます。それが「ごまめ組」です。
全体の構成は次のようになります。
・ごまめを運動能力、判断力等の総合能力でランクずけします。
・レギュラー組の“強いもんじゅん(強い者順)”“早いもんじゅん(同)”“賢いもんじゅん(同)”等を総合してランクづけします。
・ごまめのワースト1とレギュラーのナンバー1をパートナーとし、ワースト2とナンバー2と、の様、順々にパートナーを決めます。
このような「ゴルフ・ラスベガス風ルール」でのゲームは強い者がだけが勝つとは限りません。番狂わせあり、逆転ありで盛り上がりました。つまり子供達それぞれは弱いものを守らなければゲームは成立しない、と学知しその上でゲームを楽しむ術を会得していったのです。
いよいよ「ごまめの歯軋り」とは?です。
同じく大辞典によると「ちからの及ばない者が悔しがる様、また、そのたとえ」と解説されています。
かつて、ごまめ組みワースト1でゲーム参加した私は、パートナーとなったナンバー1のお兄ちゃんが、私と言うどうしようも無いハンディキャップを受け持って、負けると解っていても勇敢に戦ってくれたことの数々を忘れることが出来ません。抱っこして、おんぶして、走り回ってくれたこと。その時のお兄ちゃんの汗で湿った背中の感触を、はあはあと荒い息使い、その息の温かさを、忘れることが出来ません。背中で激しく揺れながら、殆ど崇拝に近い尊敬の念を込めて「早くお兄ちゃんになって、こんな負担をかけないでゲームに参加しなければ!」と歯軋りしたものでした。「お兄ちゃんごめんね」と心の中で詫びながら、自分の幼さに歯軋りしたものでした。
当時のそんな思いを忘れないで、大いにごまめは歯軋りして行こう!と思います。