2007年10月31日

選択と集中って?

29日は半日岡野バルブの社長とご一緒しました。
今年の東海バネの60周年に「社業繁栄の立派な彫り看板をプレゼントするよ」と言われ「出来上がったよ」とわざわざ九州からいらっしゃいました。
京都の「清水末商店」にお伴して謹んで頂戴し、そのまま伏見のお稲荷さんへ出向いてお払い、ご祈祷していただきました。
見事な出来栄えで、さすが“慶応の創業”の老舗「清水末商店」東海バネ創業当時のクラシックな字体がケヤキの木肌にぴったり栄えてます。カタカナ字体では勿体無いって感じ。“漢字”の良さ再認識!てとこです。

岡野バルブの三代目岡野正敏社長は生粋の九州男児。
大阪育ちのぺらぺら男とは一味も二味も違います。
「深ぁーい所でじっくり考えはったんやわ」と思える意見、寸評をジャスト・タイミングで発せられます。
「男の中の男!」真似は出来ないけれど、お手本にしたいね。

社業繁栄の彫り看板は近くお披露目するから楽しみにね。

昨日見学に伊丹へ来られた姫路商工会議所ご一行の中に神社仏閣専門の「大松建設」の松本社長と日本伝統いぶし瓦の「光洋製瓦」の女性社長笹田さんのお二人から「勇気貰いました」と声をかけていただきました。
両社長とも職人さんを束ねて“手間ひまかけてモノ造り”を進めるお立場。ご苦労もただなら無いとお見受けしました。
更に笹田社長が「日本の文化を消さないため、女の私が先頭に立つことにしたんです」と仰る。お父さんに代わって社業を引き継がれたようです。
「日本の文化を消さない」って“志”立派です。
「頑張りましょう」と激励のし合いっこでした。
みんな、見てもらってよかったね。

対照的な話。
「さて、この度、従来よりご発注戴いておりました***につきまして弊社としましては市場拡大が見込めず、事業継続のための収益が今後も確保できないと判断し…」の文章を以って“選択と集中”しますとの一方的な宣言が寄せられました。
キレイ事では経営できないのは厳然たる事実です。
ですが営利主義一辺倒、儲けのためなら義理人情などくそ食らえ!でエエのでしょうか。
“選択と集中”最近ポッと出の経営教科書にはみんな書いてあります。
全国ブランドの赤福さんまで営利主義一辺倒だったとは。

岡野バルブさん、手間ひまかけてバルブに取り組んでおられます。本体に使う“鋳物”から自前でお造りです。
これって営利主義ではなく“志”によるものに違いありません。
「大松建設」さんからも「光洋製瓦」さんからもそれが窺えます。

東海バネもそうやよねぇ。







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