2007年07月19日

「コスト勝負」で高収益。

一昨日埼玉県川越市のT発條さんへ行ってきました。
私、社)日本ばね工業会の総務委員長。
来年の工業会創立60周年記念事業の企画責任を負うてます。
ついては、開催ご当地の東部支部長の川目さんとコンセンサスを取る必要ありです。
そこで、事務局の瀬下部長の同行を得て川目支部長を訪ねました。

一通り話し終えた頃に「じゃぁ、ナベちゃん(私のことを親しく呼ばれます)工場見るぅ?」と。
道中で瀬下さんからは「Tさんは工場を見せないそうです」と聞いていたので「喜んで!」と。
そう、広さは東海バネと“どっこい”かなぁ。
車庫には川目さんのメルセデスがデーンでした。
平均年齢31歳の社員さん、皆さんキビキビ動いて大きな挨拶をされます。
「うちは若いのが取り得」と言いながらズンズン進む川目さん。
コイルとワッシャーが半々とか。そのコイルも殆どステンレスの極小サイズです。
「うちは安物やらないの」ですって。
ご自慢のワッシャ−工場では「同業の30%〜50%は生産性が高いよ」と示されたフォーミング・マシーンのパネル表示は600個/分。ってことは一秒に10個?
「これ24時間動いてる」って。マシーンの動きが見えないほどのハイスピード。
更に進むと到々900個/分。同じく一秒に15個です。
で、24時間で幾つ作るの?

川目さん「買ったマシーンを改造しなくちゃねぇ」
私   「川目さんがやるわけじゃぁ?」
川目さん「そんなこと考える事が好きな奴がいるんだよね」
ちょっと待った!このフレーズ何処かで?
そうそう、同じく高収益企業「昭和電機」の柏木さんも「みんな“勝手”にやりまんねん」そう仰ってました。

「僕は朝が弱くってさぁ」と昼前が出社時間とか。
「**億で10%利益でたら良かったけどステンレス材の値上げで*千万円のロス。惜しかったけどね」と前期決算でのお話もご披露されました。
敢えて社員主役の仕組みをお作りの川目さん、モチベーションアップの名人とお見受けしました。

量産は厳しいと言われる中、量産で堂々と高収益を上げるには徹底したコスト勝負しか無いか。
しかし何んです、わが熱間大物工場は“広い空間”が必要だけど、川目さんのは所狭しと並ぶマシーンで無駄がありません。
効率よろしいわ。
あれなら「コスト勝負」いけるよ。
ではその対極の東海バネは「価格勝負」しか無いよな。
「価格勝負」出来る製品・サービスをドンドン磨かなねぇ。

「日本一の鰻へ案内するよ」のお誘いを残念ながらご遠慮して東京に戻りました。
「ジャパンインク・コミュニケーションズ」の高松さんと6時の約束があったから。
日本一の鰻、残念やったなぁ。

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