2006年04月13日
人徳について
今日はある君と“人徳”について話ました。
真面目で正直なピッチャーのA君は何につけ直球勝負。
しかもアウトカウントも塁上のランナーも相手チームとの点差も彼の念頭に無きが如しです。
当然ゲームになりません。
「ピッチャー交代」を告げられてスゴスゴベンチに帰ってきました。
これではいつまでたっても勝利投手にはなれません。
ベンチでしょんぼりしているA君にアドバイスしました。
「ゲームの目的はなんや?
ピッチャーの役割はなんや?」以外な答えは「なんやったんでしょうか」でした。
「勝つことやないか。ゲームの目的は勝利することやで」
「そしてピッチャーの役割は相手打線を押さえ込むピッチングで勝利を導く立役者になること」
「…」A君黙ってます。
私は「けどなんぼ頑張ってもチームメートがしっかり攻守してくれな、自分ひとりでは勝てんでぇ」
「あいつのために打ったろ!守ったろ!の思いの強弱はマウンドに立ってるピッチャーの人徳の有る無しで決まるよ」
「君はマウンドに立って正面ばっかり見てるけど、いっぺん後ろ見てみぃ。7人が寝そべってるでぇ。ってことは君に徳が無い、人徳が備わって無いってことやないか」
A君「どうしたら人徳が備わるんでしょうか」ここでA君やっと身を乗り出しました。
仕事はある面厳しいものです。
「エエがな エエがな」では進歩が有りません。
能力以上の仕事に苦痛を感じる日々かも。
その繰り返しで成長した人にはやがて“昇進”と言うご褒美が与えられます。
付いてくるのが“責任・権限・部下”と「やれるかいな?」と不安になるほど大きな期待。
当然成果も求められます。
求められる成果は当然「エエがな エエがな」ではとても無理。
部下には苦労を伴う仕事を与えることになります。
自分がこの立場を得るまでの苦労を忘れてしまった上司は部下の苦労に無関心です。
また自分が昇進する事しか考えていない上司も同様です。
そんな人の下にいる部下の成長はあるでしょうか。
自分がここへ到るまでの苦労を忘れない、背中を押してくれたその時の上司の“思い”を忘れない。
部下の痛み、歓びを自分のものに出来る上司。
そんな人が部下を成長させます。
部下を成長させる人は“にっこり笑って”困難な仕事を与えます。時には“心で泣いて”そうします。
上司としての苦悩を伴いますが、その鍛錬が人徳となって結実します。
人のため“自己犠牲”を厭はない。“無償の愛”を与えられる、そんな人が“人徳”の有る人と言えるのでしょう。
「わかったか?」
「やります」
A君が勝利投手になって欲しいと祈っています。
真面目で正直なピッチャーのA君は何につけ直球勝負。
しかもアウトカウントも塁上のランナーも相手チームとの点差も彼の念頭に無きが如しです。
当然ゲームになりません。
「ピッチャー交代」を告げられてスゴスゴベンチに帰ってきました。
これではいつまでたっても勝利投手にはなれません。
ベンチでしょんぼりしているA君にアドバイスしました。
「ゲームの目的はなんや?
ピッチャーの役割はなんや?」以外な答えは「なんやったんでしょうか」でした。
「勝つことやないか。ゲームの目的は勝利することやで」
「そしてピッチャーの役割は相手打線を押さえ込むピッチングで勝利を導く立役者になること」
「…」A君黙ってます。
私は「けどなんぼ頑張ってもチームメートがしっかり攻守してくれな、自分ひとりでは勝てんでぇ」
「あいつのために打ったろ!守ったろ!の思いの強弱はマウンドに立ってるピッチャーの人徳の有る無しで決まるよ」
「君はマウンドに立って正面ばっかり見てるけど、いっぺん後ろ見てみぃ。7人が寝そべってるでぇ。ってことは君に徳が無い、人徳が備わって無いってことやないか」
A君「どうしたら人徳が備わるんでしょうか」ここでA君やっと身を乗り出しました。
仕事はある面厳しいものです。
「エエがな エエがな」では進歩が有りません。
能力以上の仕事に苦痛を感じる日々かも。
その繰り返しで成長した人にはやがて“昇進”と言うご褒美が与えられます。
付いてくるのが“責任・権限・部下”と「やれるかいな?」と不安になるほど大きな期待。
当然成果も求められます。
求められる成果は当然「エエがな エエがな」ではとても無理。
部下には苦労を伴う仕事を与えることになります。
自分がこの立場を得るまでの苦労を忘れてしまった上司は部下の苦労に無関心です。
また自分が昇進する事しか考えていない上司も同様です。
そんな人の下にいる部下の成長はあるでしょうか。
自分がここへ到るまでの苦労を忘れない、背中を押してくれたその時の上司の“思い”を忘れない。
部下の痛み、歓びを自分のものに出来る上司。
そんな人が部下を成長させます。
部下を成長させる人は“にっこり笑って”困難な仕事を与えます。時には“心で泣いて”そうします。
上司としての苦悩を伴いますが、その鍛錬が人徳となって結実します。
人のため“自己犠牲”を厭はない。“無償の愛”を与えられる、そんな人が“人徳”の有る人と言えるのでしょう。
「わかったか?」
「やります」
A君が勝利投手になって欲しいと祈っています。
Posted by banetkun at 12:21
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