2005年10月09日
哀惜
「栗栖さんが亡くなられたと…」
栗林君のメッセージが留守録でながれました。
短いメッセージですが彼の悲しみが伝わりました。
先週夏目君から「一遍お見舞いにいきましょうよ」と誘われ「いやじゃ!」と投げやりな返事をしてしまいました。彼のもの言いと表情からのっぴきならざる病状が察せられたからです。
昔からおしゃれで、おまけにイケ面、いつみても、前回の入院治療中でもカッコよかった人が酸素吸入受けてやつれてるとこ「見たないんじゃ!」と心がさけでんでいます。
二十年以上前になりましょうか。
仕事に取り掛かって間なしの朝、栗栖さんに“千里救命救急センター”から「奥さんが乗っておられたバイクで事故にあわれ…」」と知らせがありました。
すぐに奥さんのもとへ駆けつけられたました。
当時私は総務で仕事をしていましたから、取り敢えずの仕事をかたずけて後をおいかけました。
人気のないセンターのソファーで悄然とする栗栖さんを見つけ、うな垂れて床に視線を落としている姿で、奥さんが駄目だったと理解できました。
どう声をかけたものか、しばらく逡巡する私に気付いた彼の口から、次のようなことが話されました。
「声かけてやっといたらよかった。話しかけてから出たらよかった。家のことも、子供のことも、みんな押し付けっぱなしやった。苦労ばっかりかけてきたのに、ありがとうも言うて無いのに」
二人で長い時間男泣きしました。
当時栗栖家は共働き、出掛けのおくさんは超多忙です。そのため言葉を交わさず出勤したことを悔いての慟哭だったのでしょう。
さよならも言わずに行ってしまった愛妻への哀惜の、断腸の思いだったに違いありません。
長い間待っておられた奥さんとどうぞ心置きなくお話ください。
あの朝、こぶしで涙をぬぐい地団太踏んだ“悔しさ”を思いっきり晴らしてください。 栗栖先輩 ありがとうございました。
栗林君のメッセージが留守録でながれました。
短いメッセージですが彼の悲しみが伝わりました。
先週夏目君から「一遍お見舞いにいきましょうよ」と誘われ「いやじゃ!」と投げやりな返事をしてしまいました。彼のもの言いと表情からのっぴきならざる病状が察せられたからです。
昔からおしゃれで、おまけにイケ面、いつみても、前回の入院治療中でもカッコよかった人が酸素吸入受けてやつれてるとこ「見たないんじゃ!」と心がさけでんでいます。
二十年以上前になりましょうか。
仕事に取り掛かって間なしの朝、栗栖さんに“千里救命救急センター”から「奥さんが乗っておられたバイクで事故にあわれ…」」と知らせがありました。
すぐに奥さんのもとへ駆けつけられたました。
当時私は総務で仕事をしていましたから、取り敢えずの仕事をかたずけて後をおいかけました。
人気のないセンターのソファーで悄然とする栗栖さんを見つけ、うな垂れて床に視線を落としている姿で、奥さんが駄目だったと理解できました。
どう声をかけたものか、しばらく逡巡する私に気付いた彼の口から、次のようなことが話されました。
「声かけてやっといたらよかった。話しかけてから出たらよかった。家のことも、子供のことも、みんな押し付けっぱなしやった。苦労ばっかりかけてきたのに、ありがとうも言うて無いのに」
二人で長い時間男泣きしました。
当時栗栖家は共働き、出掛けのおくさんは超多忙です。そのため言葉を交わさず出勤したことを悔いての慟哭だったのでしょう。
さよならも言わずに行ってしまった愛妻への哀惜の、断腸の思いだったに違いありません。
長い間待っておられた奥さんとどうぞ心置きなくお話ください。
あの朝、こぶしで涙をぬぐい地団太踏んだ“悔しさ”を思いっきり晴らしてください。 栗栖先輩 ありがとうございました。
Posted by banetkun at 14:58
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