2005年09月07日

神戸大学大学院経営学研究科教授 金井壽宏さん

今年に入ってからも色んな方に東海バネを訪ねていただいてます。
先日も神戸大学の金井教授が来て下さいました。
先生名で書かれる「企業訪問レポート」のためのインタビューが目的です。
エエとこのぼんぼんがそのまま大きくなられたような、大学教授らしくない風貌でらっしゃいました。
その金井教授がお帰り前に次のようなコメントを下さいました。

2年間MIT(マサチューセッツ工科大学)に籍を置いていた時、ある楽器メーカーの経営を研究した。そのメーカーはプロ奏者向け“フルート”を一手に引き受けて、顧客は世界中に散らばっている。
顧客であるプロ奏者だけに“歌口(息の吹き込み口)”や“キー”の角度や形状に夫々こだわりがあり、その微妙な違いのすべてに対応するため、「バイブル」と称する手引書を個別にすべて作りこんでいる。
そんな煩わしいものつくりが原因か、メーカーが左前になりどちらかゝら送り込まれたプロの女性再建屋を相手にケース・スタディーした。
プロの再建屋は「この“バイブル”が諸悪の根源」との考えで、「バイブルなしでフルートつくりが出来なければ再建は困難」との説にメーカーの社長以下全員が“クレージー”と反発したそうな。
その女性再建屋は金井教授に「一体どっちがクレージーやら」と言ったとか。

「東海バネでは所謂その“バイブル”を経営の柱に据えてバネつくりをしておられる。生産性とか経済性一辺倒では無い経営の一つのモデルとして研究価値がありますね」とまで。

「ここまできたのですから、クレージーに徹します」とお答えしておきました。

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